WindFloat®

第四世代のWindFloat®製品ポートフォリオには、WindFloat Tのチューブ型デザイン、WindFloat Fのフラットパネルデザイン、そしてこれら各製品について新しいセンターコラムタイプが加わりました。これらの4つのデザインすべてがセミサブマージブル型で、標準的な洋上風力発電機と互換性があり、40メートルより深い水域での設置に適しています。

WindFloat®の利点

WindFloat®技術は水深や海底の状態に左右されることなく、洋上風力発電所を最適な場所に設置することを可能にし、これまで未開拓であった、ステークホルダーや環境への影響を最小限に抑えたより質の高い風力資源を確保できる場所へのアクセスを可能にします。

  • WindFloat Tは4世代目になり、2011年以来稼働しています。この広く認知された円柱デザインは、業界のスタンダードとして現在では市場で最も信頼性がありバンカブルな浮体式基礎となっています。
  • WindFloat Fは、4世代の設計ノウハウを活用し、WindFloat Tと多くの共通点を持ちながらも、プロジェクト開発者が考慮すべき補完的な特徴をいくつか備えています。これには、浮体基礎への風車設置のために浅喫水を実現するポンツーンによる浮力確保が含まれています。
  • WindFloat TCとWindFloat FCは、風力タービンがプラットフォームの中央コラムに搭載されるセンターコラム型デザインです。これらのデザインの対称性により、「スティフ-スティフ」条件で風車タワー設計が必要な事業開発者にとって、タービンの運用効率を最大化する最適なソリューションを提供します。

WindFloat TとWindFloat Fは、それぞれ異なる特性を持ち合わせており、プロジェクトの特性や条件に応じて最適な構成を提案できます。

当社のプロジェクト

WindFloatは、現在ポルトガルとスコットランドに設置され、市場最大である合計75MWの発電出力を誇っています。2023年までには、105MWの発電出力に到達することを目指しています。プリンシプルパワーは、ヨーロッパ、アジア、および米国において合計で数GWの商業案件開発でお客様をサポートしており、最初の大規模プロジェクトは5年ほど前から始動しています。次の10年の半ばに運転開始の予定です。

フロンティアの拡大

私たちはこれまでに得た経験とIP(知的財産権)を活用して、業界のニーズを予測先取りし、技術を継続的に改善して革新的な新製品を市場に投入するとともに、独自の技術に基づいてそれぞれのお客様のためにカスタマイズされたソリューションを生み出します。

認証

WindFloat® (プラットフォーム、係留設備、風力発電機インターフェース、ダイナミックケーブル設計) 技術は、以下の機関によって認証されています。

あなたのプロジェクトを浮体式に

浮体式洋上風力発電プロジェクトにおける当社のサポートについては、専門家チームにお問い合わせください。