プリンシプルパワーは、エネルギー転換を推進するソリューションを提供しています。
当社の技術的専門知識、そして世界中で様々な浮体式洋上風力発電プロジェクトを立ち上げ、開発および展開してきた実績により、お客様、政策立案者およびその他の利害関係者に実証済みのソリューションを提供し、プロジェクト開発を成功に導きます。
風力発電はエネルギー転換の最前線を担っています。2005年に1GW未満だった洋上風力発電は、2020年末には30GWを超えるまでに成長を遂げています。
政策的なコミットメントにより、世界中でカーボンフリーの再生可能エネルギーへの関心と投資が加速しています。
2015年のCOP21では、196カ国が世界の平均気温上昇を産業革命以前と比較して2℃以下に抑えるという目標を定めた、気候変動に関する法的拘束力のある国際条約「パリ協定」を締結しました。
国際再生可能エネルギー機関(IRENA)は、世界のエネルギーシステムの転換に積極的に取り組めば、2050年までに化石燃料の使用を75%削減し、総エネルギー消費量に占める再生可能エネルギーの割合を66%まで増加することができると予測しています。
このような情勢の変化を踏まえ、2050年までの三十年間に、発電の脱炭素化といった意欲的な目標を掲げる国が増えてきています。
意思決定者は野心的な気候変動目標に貢献し、環境負荷を最小限に抑えた持続可能な沿岸地域社会を構築するため、海洋再生可能エネルギーの大きな可能性にますます注目しています。
一方、海洋開発業界はGW規模のプロジェクトを競争力のある価格で提供できることを証明し、世界の関心を高めています。
海洋再生可能エネルギー連合 (OREAC) は、2050年までに世全界中で1,400GWを発電する洋上風力発電設備を設置するというビジョンを打ち出しました。
このビジョンが実現すれば、世界の電力の約10%が海洋から供給されることになります。そして、世界のすべての沿岸地域には活発で持続可能な海洋再生可能エネルギー産業が誕生することになります。
年間23億トンのCO2を削減
雇用の創出とインフラ投資による沿岸地域の活性化
商業規模のプロジェクトによって従来の発電のコスト以下でエネルギーを生産
世界の電力の10%以上をクリーンな洋上風力発電で供給
建設時および運用時の環境負荷を最小限に抑えたカーボンフリーのエネルギー生産
気候変動の影響を受けやすい地域社会に地元産のクリーンな電力を供給
従来のほとんどの洋上風力発電所には、海底に直接打設設置されるモノパイル式やジャケット式の基礎が使用されてきました。これらの着床式洋上風力発電に適した浅水海域がある国は限られています。
しかし、世界の洋上風力資源の80%以上が水深40mを超える海域にあるため、このような海域で風力発電プロジェクトを可能にする実証済みの技術が求められています。
シンプルな係留索で海底に固定されたWindFloat® 製品、つまりWindFloat TおよびWindFloat Fのような浮体式プラットフォームは、洋上風力発電プロジェクトを水深1,000mを超える海域にさえ配置することを可能にし、再生可能エネルギー発電の新しい領域を切り開くことを可能にします。
英国Carbon Trustの共同産業プロジェクト Joint Industry Projectは、浮体式洋上風力発電セクターの発電電力量が2030年までに10GW、2040年までに70GWに成長し、2040年までに120GWに上昇する可能性があると推定しています。当社独自の分析によると、この予測を達成または上回る方向に順調に向かっており、世界中で60GWの発電電力量を超える浮体式プロジェクトが現在開発されています。
この成長速度は、急速なコスト削減の可能性を生み出す、助長的で安定した政治的および規制的要因に左右されます。私たちは、お客様や様々な業界団体と協力し、この業界の繁栄と潜在能力の最大化を可能にする条件を政策立案者や規制当局に理解していただけるように尽力しています。
プリンシプルパワーがパートナー、お客様、政策立案者、規制当局とどのように協力して洋上風力産業の発展に貢献しているかをご覧ください。
プリンシプルパワーは、水深の深い海域にに存在する膨大な再生可能エネルギーの可能性を引き出すために、2007年に設立されました。
プリンシプルパワーは、20以上の国籍を持つ 100人 以上の才能と情熱のある人材で構成されています。
人々と環境を考慮した取り組み
プリンシプルパワーのWindFloat®技術は、世界中の洋上風力発電市場に新たな機会を生み出しています。